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本田:『MUSIC SHARE』はこの間で46回目を迎えました。

永田:今の映像が今年の1月オンエアの44回目。ここまでのクオリティのものを、驚くべきと言うべきか、音楽好きな仲間が集まって、キャーキャー言いながら3年間ちょっとつづけている。

本田:今年の7月で4年目です。

永田:ですよね。LINEの公式チャンネルにもなり、気がついたら『Red Bull Studios Tokyo』がスタジオを貸してくれる状態になっている。そんな状況で、本田さんが今どんなことを考えていらっしゃるのか。そもそも『MUSIC SHARE』は本当は何を目指しているのか。そんなことからうかがえればと思っています。今日はPowerPointの資料も準備してきてくださったので、まずは本田さんから『MUSIC SHARE』とはこんなことを考えて、こんなふうにやっているんだということを最初にサクッとお話しいただければと思います。

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本田:(このオープニング映像は)仲間の、NHKの子供番組のアニメーションをつくっている人で、タダでつくってもらいました(笑)。

池内:尺はこれだけですけど、余暇につくってもらったので、だいたい3週間くらいかかっています。

本田:そう。激忙しい中、つくってもらって。

池内:タダでね(笑)。

永田:こちらは、いっしょに『MUSIC SHARE』をやっていらっしゃる池内万作さんです。

池内:池内です。よろしくお願いいたします。

永田:スイッチャーをやっていらっしゃるんでしたっけ?

池内:そうですね。いろいろと押し間違えているの、全部俺ですから。

一同:(笑)。
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本田:場所は、情熱を持ったアーティストやパートナーシップをむすんだ方に無償で貸してくれる青山の『Red Bull Studios Tokyo』というスタジオを、去年の5月から借りています。タダで(笑)。

永田:それは情熱があるぞ、と言って乗り込んだの?

本田:ここだ!と思って、オープンした日にオープニングパーティへ行ったんですよ。それで名刺をもらって、〝こんな番組をやっているんで、ちょっと時間つくってください!〟って。このラウンジが何をやってもいいスペースで、ここでやったり、向こう側のホールでやったり、ラジオブースだったり、下のレコーディングスタジオで、こんな感じで(映像)やっています。

池内:準備風景ですね。

本田:あの最初の『MUSIC SHARE』とは?ってやつ……。

池内:ああ、あれに行きますか。分かりました。

本田:その前にまず、しゃしゃっと写真を見てもらった方がいいか。

池内:うん。
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まあ、こんな感じで、みんなで集まって準備をするんです。

本田:今日ここで写真を撮ってくれている前島ももこさんが動画のカメラマンとして参加しています。
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本田:PAの阿尾さん。これ(自分の写真)いらん(笑)。

池内:SNSの拡散とか全部自分でやらなきゃいけなくて、本番前は忙しいんですね。それをやっている風な写真ですね。

本田:〝風〟って。
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池内:これがベースですね。さっきちょっと観ていただいた映像ですけど、あれをやるのにだいたいこのくらいの人数が必要になってきます。音響がいて、向こうの奥に配信がいるんで。えーと、カメラはいつも3台ですね。

永田:これ今、総勢何人くらいですか?

本田:PAふたりと配信ひとり、SNS係がこの日は3人いて、カメラマンが3人。照明がひとり。そしてMCがふたり。

永田:12人。

本田:そうですね。で、ゲストっていう感じです。