トレンドに上がった協賛営業方法

金野:去年は協賛営業をやっていらしていましたよね?

平田:ああ、そうです。

金野:alcottが主催するブタフェスのプロモーションをやったんですけど、肉まんの551蓬莱さんに「ブタフェスなので肉まんを物品協賛して下さい」と言って。

永田:行列ができる大阪で一番有名なお店ですね。物品なんですね(笑)。

金野:最初100個いただいたんですが、チケットがけっこう売れていたので「100じゃ、足りないんじゃないですか?」と直前に200個いただいて「ありがとうございます」と。その協賛は2年、3年とつづけていただけるものにしたかったので、そしてできれば物品から金銭というところへ行きたかったので、蓬莱さんに喜んでもらえるように、「ブタフェス×蓬莱」というフォトパネルをつくりました。お客さんには豚まんをただで提供する。その代わりこのフォトパネルで写真を撮って、ハッシュタグをつけてツイートして下さいと。そうしたら「ブタフェス」「蓬莱」が神戸のトレンドに載ったんですよ。結構すごい数が拡散してヤバイみたいな(笑)。

永田:そうですか。じゃあ2年目はまた望まれる形なりそう?

金野:たぶん、物品は確実に行けると思います。

永田:すばらしい。

平田:すごい。

永田:いわむロックFESTIVALだと、何がいいですかね?

平田:けっこう農産物は豊富です。岩室のバックに山があって、この辺、全部田んぼです。お米は(特産品で)、あとこの近くにエチゴビールという地ビールの会社がある。僕はそれが好きで自分が好きなものを集める感じにしようというところまではあるんですけど――。

金野:新潟の魅力が伝わるようなアイコン的なものがあったら新聞、マスにも取り上げてもらえるんじゃないかな。やっぱり米とか、地ビールですか?

平田:そうですね、お米、お酒ですかね。(それ以外これといって)売り出しやすいわかりやすい特徴がないんですよね。ちなみにマスコットキャラクターはいわねちゃんという蛍の、あれなんだろうね? なんだか、わからないよね。すごくかわいいんだけど――。

永田:蛍ではない?

平田:蛍の何かかわいいいわねちゃんというのがあるんですよ。フェスでは、子供たちがいわねちゃんダンサーズとして踊るんです。

永田:なるほど。

平田:くれば、わかる!になっちゃうんですよね。そこですよね。そうするとむずかしくて。商工会の人と僕らだけでやっているんですよ。でも夜はたいまつを灯したり、手作りな感じの割にはけっこうみんな頑張ってやっているんです。のんびりしている雰囲気で、家族連れ、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなで来るという感じです。